大手製薬会社OCPのセンターを稼働停止せずにリニューアル

OCP Répartition(以下OCP)は44を超える施設に毎日200万箱以上の医薬品や医療用品を発送する、フランスを代表する医薬品販売会社で、30年以上にわたるフィブのクライアントです。2019年に行われたモンペリエのセンターの改造工事で運用実績が向上し、今回のマルセイユのリニューアル工事受注に繋がりました。

 

今回のリニューアルでは、空きトレイ集積コンベヤの交換、2つの次世代型トレイデネスター設置に加え、空きトレイリターンシステム、ウェットトレイ検出システムが導入されました。ツインヘッド型のデネスターは毎時最大1,800個のトレイを処理できます。これらの設備はこのプロジェクトのため特別チームにより独自に開発されました。

 

新機器導入と同時に既存設備の制約も満たして作業は進められ、6週間に及ぶ作業期間中に稼働停止することなく、2020年8月にリニューアルが完成しました。

「世界的なパンデミックの状況下にあり、私たち医薬品・医療品の配送事業は継続することが不可欠でした。このビジネスの様々な課題に効率的に対処するには、改善工事に関する専門知識を持つパートナーが必要でした。これまでにも優れた即応性を示し、期待通りのサービスを提供してくれたフィブを選んだのはそのためです。」(OCP設備保守責任者)