オーストリア・ポスト フィブの自動仕分け機を備えた2つの流通センターを開設

オーストリアで新たに2つの自動仕分けシステムが誕生します。オーストリア・ポストはタールガウとヴォルフルトの設備の自動化を決定し、パートナーとしてフィブを選びました。オーストリアを代表するロジスティクスおよび郵便サービスプロバイダーであるこの会社は、手紙、ダイレクトメール、各種印刷媒体、小包などの高品質輸送サービスを提供しています。

フィブはオーストリア・ポストの運用ニーズを検証してプロセス全体を自動化し、手作業による工程を最小限に抑えました。
2つの拠点のいずれにおいても、クロスベルト技術によるジェニベルトが設備の中核を担います。さらに全自動のジェニフィード・インダクションラインも併設され、カゴ車に積み込む搬送ラインや伸縮コンベヤにも接続するなど、効果的な運用を実現しました。

ヴォルフルトのプロジェクトの特長はシステムのインストール手順にあります。顧客の日常業務の生産性を確保するため、段階的にスケジューリングされました。納品後すぐに稼働可能な「ターンキーソリューション」サプライヤーとしてのフィブの技術力が発揮されます。既存システムの稼働中に新たなシステムの一部を設置し、その後で運用中の設備を解体し、最終的には施設内のいずれの運用も中断することなく新システムを稼働するという詳細なアクションプランが検討されています。
この拠点は2020年夏にオープンします。完成後は毎時6,500から8,000個もの小包を自動で仕分け・搬送できるようになります。

小包を自動で仕分け・搬送