工事部
渡辺さん
2016年入社
―現在のお仕事内容を教えてください
搬送機器の据え付けを行う現場で、工事全体（機械工事、電気工事、制御調整）の取りまとめや管理を担当しています。管理の中でも重要な業務は安全管理と工程管理です。安全管理では現場の安全確保のために安全対策を講じて事故を未然に防ぐことや、作業員への安全な作業環境の提供に努めています。工程管理では定められた納期までに工事を完了できるように工事計画の実施、進捗の確認や現場の管理を行います。
ゼネコンやお客様との日々の作業間連絡調整も重要な仕事の一つです。工事完了後にはお客様への機器の操作説明やメンテナンストレーニングを実施します。引き渡し後はお客様運用のもと稼働立ち合いを行います。立ち合い中にお客様の要望に応じて、その場で調整などの対応をすることもあります。
―仕事のやりがい、楽しさを教えて下さい。
形あるものを組み立て設置すること、自分が携わった設備が長くお客様にお使いいただけることにやりがいを感じます。工事管理の仕事は1つのプロジェクトが長期間にわたり、また多くの業務を含むので責任重大ですが、工事が完了したときの達成感はひとしおです。工事のたびに、私一人ではなく、社内関係部署の担当者、協力会社様の存在があってこそ成し遂げられたと感じます。現場で協力会社様とも密にコミュニケーションを取り、信頼関係を築けることも嬉しいですね。
物流業界の人員不足を受けて設備の自動化が進んでいる昨今、私たちの仕事の需要は非常に高まっています。物流設備改善のニーズは多く、安定して働ける業界だと感じています。腰を据えて長く働きたい方には魅力だと思います。
―これまでのフィブでのお仕事で印象に残るエピソードを教えてください。
初めて遠方での現場を責任者として担当したときは緊張しつつも気合が入りました。入社３年目、初の長期出張、初めて行く土地での仕事でした。お客様が通常運用しながらの工事だったため、日々の作業間調整も難しく、お客様の運用を妨げずに我々が安全快適に作業できる環境整備のため尽力しました。慣れない環境で苦労しましたが、現場が休みの日には散策や地元の名産を味わうなど、気分転換もしながら過ごしました。
入社2年目に、勉強も兼ねて、先輩が担当する台湾のプロジェクトに同行したことも貴重な経験でした。最初は先輩とともに日本から移動しましたが、2回目以降は一人で日本から台湾の現場まで行かなければならず、無事に到着できるか空港やバス乗り場でドキドキしたのを覚えています。
様々な現場の責任者として務められるよう、日々努力を重ねています。