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  • 2021 / 02 / 04

    大手製薬会社OCPのセンターを稼働停止せずにリニューアル

    OCP Répartition(以下OCP)は44を超える施設に毎日200万箱以上の医薬品や医療用品を発送する、フランスを代表する医薬品販売会社で、30年以上にわたるフィブのクライアントです。2019年に行われたモンペリエのセンターの改造工事で運用実績が向上し、今回のマルセイユのリニューアル工事受注に繋がりました。

     

    今回のリニューアルでは、空きトレイ集積コンベヤの交換、2つの次世代型トレイデネスター設置に加え、空きトレイリターンシステム、ウェットトレイ検出システムが導入されました。ツインヘッド型のデネスターは毎時最大1,800個のトレイを処理できます。これらの設備はこのプロジェクトのため特別チームにより独自に開発されました。

     

    新機器導入と同時に既存設備の制約も満たして作業は進められ、6週間に及ぶ作業期間中に稼働停止することなく、2020年8月にリニューアルが完成しました。

    「世界的なパンデミックの状況下にあり、私たち医薬品・医療品の配送事業は継続することが不可欠でした。このビジネスの様々な課題に効率的に対処するには、改善工事に関する専門知識を持つパートナーが必要でした。これまでにも優れた即応性を示し、期待通りのサービスを提供してくれたフィブを選んだのはそのためです。」(OCP設備保守責任者)

     

  • 2021 / 01 / 26

    ポストノードのスウェーデン・マルメの施設に新システム導入

    ポストノードは北欧地域で通信および物流事業を展開する企業です。フィブは物流センターの開設において長きにわたり協力を続けてきました。

    1995年に開設されたマルメのセンターは運用開始から25年以上が経過。より高いパフォーマンスと処理能力を備えた大規模システムへの更新をフィブが請け負います。

    現在も稼働中の既存システムは解体され、新たなシステムの核となるジェニベルトソータが設置されます。さらに4台のジェニフィードインダクションを備え、250もの仕分方面を扱うレイアウトにより毎時18,000個の荷物を処理できます。

    据付工事は2021年5月に開始され、新システムは9月に稼働を開始します。

     

  • 2020 / 12 / 09

    DHLの最先端ハブ拠点にソリューションを提供

    国際貨物輸送のリーディングカンパニー・DHLエクスプレスは、デンマークのコペンハーゲン空港に新たなハブ拠点を開設します。運用効率と業績の向上を目指し、https://fivフィブの物流システム導入が決まりました。

    新設備では毎時約37,000個のアイテムを処理でき、この地域におけるDHLのビジネスの速度と品質は大幅に向上します。

    クロスベルトソータを始めとする仕分けシステムにより、陸上貨物・航空貨物の両方のオペレーションに対応でき、また設備の中心となる総延長1kmを超える3つのジェニベルトソータに加え、15台のジェニフィードインダクション、X線装置等が装備されます。

    DHLの欧州ネットワークの強化を目指して開発された新拠点は、2022年に稼働開始します。

     

  • 2020 / 10 / 02

    オーストリアポストに3つ目となる自動仕分けシステム納入決定、2021年工事開始

    オーストリア最大手のロジスティクス/郵便サービスプロバイダーであるオーストリアポストのフォンブ新配送センターにフィブの自動仕分け機を納入することが決まりました。
    オーストリアポストでは、タールガウ配送センター、ヴォルフルト配送センターに次いで3カ所目の納入となります。今回納入する設備には、ジェニベルト(クロスベルトソータ)、ジェニフィード(インダクションライン)、シンギュレータなどフィブ独自のテクノロジーに加え、システム全体を制御するソフトウェアも含まれています。

    2021年初めに据付工事が始まり、完成後の仕分け能力は毎時10,000個を実現することになります。

  • 2020 / 08 / 13

    ジェノヴァ空港に手荷物搬送システムを納入


    年間150万人以上が利用するジェノヴァ・クリストフォロ・コロンボ国際空港(ジェノヴァ=セストリ空港)にフィブの手荷物搬送システムが導入されました。この空港はHBS(預け入れ荷物選別)システムをアップグレードし最新のセキュリティ規制に適合させるなど、2023年の交通予測に備えて既存システムの拡張を進めています。
    回転式コンベヤで構成されるフィブの手荷物搬送システムは2020年11月、出発ロビーに導入され、手荷物ハンドリングの効率化に一役かっています。

  • 2020 / 06 / 19

    DHLからの変わらぬ信頼 カタールで新プロジェクトが進行中

    DHLは世界の220に及ぶ国と地域で38万人を超える従業員がサービスを提供している、世界有数の物流企業です。カタールだけでも年間200万以上の小包を取り扱っており、今回ドーハの新事業のサポート役としてフィブが選ばれました。

    フィブは新たなサービスセンターとゲートウェイ施設において、ULDデッキ、ベルトコンベヤ、ローラーコンベヤ、さらにデータ収集ステーションEasy Capture™やホイール式(ローラーデッキ式)インバータSwivelerを備えた完全な仕分けソリューションを装備します。

    新センターは2020年第4四半期にオープンします。設備導入後のシステムは、入庫作業、出庫作業の両方を管理できます。

    こうしたDHLとの再契約はには、DHLのフィブに対する信頼がはっきり表れていると言えます。

  • 2020 / 04 / 12

    新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた取り組み

    平素よりご愛顧賜り心より御礼申し上げます。
    当社では、新型コロナウィルス感染拡大防止に向けて、従業員一人一人に「自分が感染しているかもしれない」と考えて行動することを促し、以下の取り組みを行っております。

    手洗い、咳エチケット、三密(密閉・密集・密接)回避の行動等個々の予防意識向上のための指示・指導
    毎日の検温と体調観察の啓蒙
    テレワーク、マイカー通勤並びに時差出勤の実施
    web会議システムを利用した社内外との打ち合わせの実行
    集合形式の会議実施の抑制及び会議時の出席者間の距離確保、マスクの着用義務と換気の徹底
    海外出張の禁止並びに不要不急の出張自粛
    風邪等の症状が出た場合の自宅待機
    家族、同居人等に風邪等の症状が出た場合並びに感染判明時の自宅待機
    尚、工事・保守業務については、お客様の要請に従い可能な限り通常通りの対応を行っておりますが、場合により不急の業務の延期などをお願いする場合もございますので、その節にはご理解賜り、ご協力いただけますと幸甚に存じます。

     当社は今後も感染拡大の防止とお客様、お取引各社様、従業員、関係者の皆さまの健康と安全確保を最優先に対応してまいります。又、社会インフラとして重要な役割を果たしているお客様の業務に支障が出ないよう又、社会貢献に寄与したいという思いから、お客様のビジネスを会社を挙げて支えてまいりますので、引き続きご指導・ご鞭撻よろしくおねがいします。

  • 2020 / 03 / 11

    2020国際物流総合展 出展レポート

    2月19~21日に開催された国際物流総合展は無事に閉幕いたしました。3日間の総入場者数は20,000人を超え、当社ブースにも予想を大きく上回る数の来場者にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。新製品ジェニアントの仕分け能力を間近でご覧になった来場者の皆様からはたくさんのご質問・ご意見が寄せられ、当社にとりましても大変貴重な機会となりました。
    ジェニアント実演展示の様子はこちらでご覧いただけます。

    https://youtu.be/IrCEhig3w8I

  • 2020 / 03 / 03

    自動化の新たなステップ ギリシャのACSがフィブの技術で運用を改善

    ギリシャの宅配郵便会社ACSは1981年に事業を開始しました。郵便・小包の速達配送においてはギリシャ国内市場のリーディングカンパニーであり、さらには国際輸送を担い世界各国へサービスを提供しています。ギリシャ国内で最も広範におよぶサービス拠点ネットワーク(国内で550以上)を生かし、年間2,500万件を超える宅配便を配送しています。

    フィブの技術はACSの速達配送に向けにより良いサービスを提供することで品質向上を実現し、ACSの日常業務の信頼性・正確性を高めることを目指します。
    今回提供するターンキーソリューションにはインダクションラインとスライドシュートを備えたジェニベルト(クロスベルトソータ)が含まれます。また仕分けプロセス全体の自動化のために施設内の他の仕分け機にも接続し、効率よく稼働します。

    アテネにあるこの拠点は2021年8月にオープンする予定で、本稼働後は毎時15,000件以上の荷物を出荷できます。

  • 2020 / 01 / 27

    オーストリア・ポスト フィブの自動仕分け機を備えた2つの流通センターを開設

    オーストリアで新たに2つの自動仕分けシステムが誕生します。オーストリア・ポストはタールガウとヴォルフルトの設備の自動化を決定し、パートナーとしてフィブを選びました。オーストリアを代表するロジスティクスおよび郵便サービスプロバイダーであるこの会社は、手紙、ダイレクトメール、各種印刷媒体、小包などの高品質輸送サービスを提供しています。

    フィブはオーストリア・ポストの運用ニーズを検証してプロセス全体を自動化し、手作業による工程を最小限に抑えました。
    2つの拠点のいずれにおいても、クロスベルト技術によるジェニベルトが設備の中核を担います。さらに全自動のジェニフィード・インダクションラインも併設され、カゴ車に積み込む搬送ラインや伸縮コンベヤにも接続するなど、効果的な運用を実現しました。

    ヴォルフルトのプロジェクトの特長はシステムのインストール手順にあります。顧客の日常業務の生産性を確保するため、段階的にスケジューリングされました。納品後すぐに稼働可能な「ターンキーソリューション」サプライヤーとしてのフィブの技術力が発揮されます。既存システムの稼働中に新たなシステムの一部を設置し、その後で運用中の設備を解体し、最終的には施設内のいずれの運用も中断することなく新システムを稼働するという詳細なアクションプランが検討されています。
    この拠点は2020年夏にオープンします。完成後は毎時6,500から8,000個もの小包を自動で仕分け・搬送できるようになります。

    小包を自動で仕分け・搬送